佐野元春 & THE COYOTE BAND
佐野元春 & THE COYOTE BANDの全国ライブハウス・ツアーに行ってきました。
演奏力のある実力派 THE COYOTE BANDと、小さな会場ばかりを選んで全国を回るツアーということで、とても距離感の近いパフォーマンスになるだろうと期待して、久しぶりに佐野さんのライブに参加。ライブって距離感を味わうためのものですからね。演奏ではアルバム『コヨーテ』の曲目を忠実に再現。そういう意味ではまったく期待通り。安心して楽しめました。
特に深沼元昭くん(from Mellowhead)のギターは、PLAGUES時代にシングル「水上バスに乗って」(アルバム『フルーツ』収録)でその格好良さが耳から離れなくなって以来、一度ライブで聴いてみたかったもの。あれから10年以上も経ってから、念願叶いました。ステージで見る柿沼クンは、ちょっと大人になった感じ。PLAGUESの頃はオザケンと見間違うくらい小学生っぽかったのにね(実際には、現在、40歳)。
バンドやツアーの名前に冠されている通り、今回は3年ぶりの作品となったアルバム『コヨーテ』(2007/6/13発表)のお披露目ツアーでもあるのですが、このアルバム自体の魅力のひとつは深沼クンのギターでもある。少なくとも僕にとっては。それぐらい、このバンドにとっては大事なファクターですよ、彼のギターは。
ホーボーキングバンド時代の佐橋佳幸さんのギターも素晴らしかったのですが、彼はもう職人で何でも出来ちゃうみたいな感じって「誰にでもうまく合わせちゃう」みたいなまとまりを感じてしまうところがあって(いやあ、それはもう凄いことなんですよ、きっと。誰にも出来るってもんじゃないのは分かってて、贅沢で不遜なことを述べております)。それに比べると深沼くんのギターはちょっとやんちゃなんですよね。それが佐野さんの世界とよく合ってるんです。少なくとも僕は合ってるような気がします。
今回、ライブの帰り道に音楽談義をしていて、ふと「ギターってやっぱり歪んでないと駄目。『歪んでいても伝わるもの』の中にこそ、メッセージがある」ってこぼしたんです、僕。それって、深沼くんのギターのせいじゃないのかなあ。結局のところ、エレキギターの魅力って、ギュイーン、って鳴った時のちょっとしたひずみかた、ゆがみかただと思うんですよね。
主役の佐野さんは、といえば、とてもリラックスした雰囲気。後半の80年代ヒット曲オンパレードも、演奏の印象はすごく若々しい。もともと歌唱力にはあまり期待していないけれど(笑)、声量は10年ほど前と比べるとむしろ大きくなっているような気がしました。「Young Bloods」聴けたのは『カフェ・ボヘミア・ミーティング』ツアー以来かな。やっぱり佳曲です。さすがに声が枯れる場面もありましたが、ツアーもいよいよ後半ですからね。
実は仕事で、前半(たぶん『コヨーテ』アルバムの曲順どおりの前半部分の演奏があったと思われます)が聴けなかったのですが、これが非常に残念です。途中から会場入りしたときに、オールスタンディングのホールの後ろまでぎっしりとお客さんが入っていて、ちょっと驚きました。ちょっと嬉しかった。ちょっと悔しかった。ああ、頭から聴きたかったなあ。
月末に神戸チキンジョージでも追加公演があるんですよねえ。どうしよっかなあ。
◆ ◆ ◆
最後に、今回、ライブ後に歓談した方たちのホームページをご紹介しておきます。とても楽しい一夜を有難うございました>皆さん。
・佐野元春 So Fabulous!
佐野元春メールマガジン「Fruits Basket」の充実振りには目を見張ります!
・SITEDOI
佐野さんと山下達郎さんのファン
・Kure's Homepage
佐野さんのファンというよりも、恐妻家として名高い。詳しくはホームページへ
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